Million Notes

刀ミュ・歌・演劇の話をしまっておくところ

【アンケート報告】三日月宗近~巴形薙刀編

 

 

はじめに

こちらは「刀ミュ男士の歌声に関するアンケート」結果報告ページです!

マシュマロにて、「刀ミュ男士の中で一番歌声が色っぽいのは誰だと思いますか?」という質問を頂いたものの、びっくりするほど選びきれず(笑) 他の方がどう思ってるか聞いてみたい!という好奇心から、11/3(木)~11/10(木)にGoogleフォームを用いたアンケートを実施しました。

 

その結果…

 

ヒェ。

回答数2071件。さらに目を疑ったのがQ.11~Q.13のコメント総文字数で、しめて44万610字を頂いてしまいました…。(勿論スペースを含めない状態で!)

曲名や人名が入るので嵩が増してはいますが、要するにハードカバー単行本が2冊出てしまう文字数ですね。

もう、圧巻ですよ……………。

本当に、本当に、本当にたくさんのご協力ありがとうございました。

勿論コメントは全部幸せに読ませて頂きました。今回ばかりは、昼夜問わず文字を手放したくない活字中毒でよかったと心から思いました!笑 私の意見を聞いて下さった方、全部にお返事できないのが本当に申し訳ないですが、生活上のキャパシティの問題につきご容赦下さい…。

 

(ここから直接男士別結果発表に進んでいただいても大丈夫です!)

 

総合

アンケートの設問は

Q.1 ミュージカル刀剣乱舞に登場する男士の中で、誰の歌声が好きですか?

Q.2 その中に推しの男士はいますか?(はい/いいえ)

Q.3~Q.10 「かっこいい・美しい・可愛い・色っぽい」歌声について同様の質問

Q.11~Q.13  回答の内容について・歌声が印象的だった楽曲について・その他聞いてみたい組み合わせや未実装男士など自由に、の3項目を自由記述で回答

(以上、全問任意回答)

2.5次元における推しとはなんぞや?という深遠な問いに踏み込まないため、今回はあえて細かく定義しませんでした。回答者の方が推しだと思ったら推しです!

というもの。

一定の目安はあったほうがいいかなということで一応各問3名・3曲までに設定しましたが、選べなければ4名・4曲以上でもOKですよ!というザックリしたルール設定をしておりました(笑)

精確な調査結果を出したいのではなく、もっとフワッとした「どう思うか、どう捉えているか」をできるだけ縛り緩く聞いて楽しむのを目的としたアンケートでしたので、募集時のお約束の通りランキングにはせず、具体的な数字も発表しません

概ねの傾向と、自由記述回答のまとめのご報告で結果発表に変えさせていただきます。

 

どういう形式でまとめようか正直すごく迷ったのですが、以下のようなスタイルでいきます!

・「かっこいい/美しい/可愛い/色っぽい」4項目の男士ごとの総数を100%とし、挙がった割合の高かった形容を2つor3つ記載

(大きさと順番で大体の比率を表現しています。こう、ニュアンスで…感じて下さい…!

 例:男士A かわいい45件、色っぽい29件、美しい21件、かっこいい5件の場合

 かわいい 色っぽい 美しい と記載。

 落差が大きければ特化型、揃っていればバランス型だと思って頂いていいかなと)

・傾向のまとめ

・その男士に関するコメント抜粋と、たまに小文字で私の合いの手

まとめの部分をちょっと堅めの文章でやったらなんだねソムリエかね君は?みたいなことになってしまったので(笑)、意識して口調を柔らかめにしてますが、とても真面目に書いております…!

コメントは誤字脱字と思われる部分のみ修正を入れ、その男士に関する部分を抜粋させて頂いてます。ごく一部のコメントしか掲載できませんでしたが、本当に愛の詰まった素敵なお話を山のように頂いたので、楽曲記事の方等でまたご紹介させて下さい…!!

 

Q.待って、「好き」の項目は?

A.ちょっとこのグラフをご覧ください!

「歌声が好きな男士」の中に推しがいる回答者の割合

86.2%の人が、「推しの歌声が好き」という旨の回答をされています。

対して……

「かっこいい歌声を持つ男士」の中に推しがいる回答者の割合

「かっこいい/美しい/可愛い/色っぽい」項目の中で、一番推しが含まれている割合が高かったのは「かっこいい」でしたが、それでもその割合は56.5%。

4割超の人が、推しの男士以外を「かっこいい歌声」に挙げていました。

(男士の見方に影響する数値を最小限にする都合上、残りの3項目は伏せさせて下さい)

 

…どうでしょう。

・形容詞型の質問に比べて、好きかどうかの質問でははっきり「推しの歌声はやっぱり好き」となりやすい

・それと同時に「推しは好きだけど、歌声が好きな男士は別にいる」という回答者も約14%いる

もちろん一概に推しが好き=歌声も好き=全てにおいて最高評価!!と限らないのは分かっていましたし、主観客観のバランスで差も出るかなと思っていましたが、こうやって具体的に可視化されると、この段階からちょっと「おぉ…」ってなるじゃないですか。

それでコメント欄に目をやると、もうほんとーーーーーに種々様々なんですよ!!

 

推しの声は歌ってても喋ってても好き!という方、推しの歌声は別に…ときっぱりされている方。

個性的で際立つ声に惹かれる方、場と調和する声に魅力を感じる方。

演者に一定の歌唱技術があるのが前提という方、キャラや物語との適合性をより重視したい方。

各項目の自分なりの基準を詳細に語って下さる方、分けてはみたけどしっくり来ないので他の方の意見も読みながら改めて考えたいという方。

推しの声は全部の声を含んでる!と思う方、推しは好きだけどどこにも出て来なくて驚いたという方。

本丸箱推しなので全問「はい」を選びました!という方……

 

回答者の方々が、どう頑張ってもひとくくりには語れない、多様な化学反応を起こしながら歌をご覧になってる様にウワーーーーーーーーーー!!って呑まれました。

そんな訳で。

やはり「好き」に関しては特に、数やパーセンテージで並べる性質のものではないと思ったので、この記事では補助的に扱わせて頂こうと思います。

そしてここからの男士編も『歌の楽しみ方は千差万別』を念頭に置いて読んで頂くと、より一層楽しくなるのではないかと!思います!!よろしくお願いします!

 

 

男士別結果報告

 

三日月宗近黒羽麻璃央

特色:美しい 色っぽい

とにかく「美しい」比率がすごかった!他の欄には三日月を入れていない方が美しい歌声の筆頭に三日月を書いているケースも多く、刀剣乱舞『美』を背負うキャラとしては面目躍如の結果ですね…!!なめらかな鼻濁音が美しい、とピンポイントで何度も言われていたのも印象的でした(笑) 分かります私も大好きです。

一方で「色っぽい・かっこいい」欄にも根強く名前が挙がり続けていたのは、1部2部ともに激しくも艶やかなパフォーマンスを披露し続けてきたミュ三日月の足跡のなせるわざなのかなと思います。

また、ハッと耳を惹かれたというタイプのエピソードで、存在感というワードも目立っていました。

【コメント】

●らぶフェスの物販に並んでいるときに爆音で流れていた過去作楽曲のなかで(うわ!すごい!!何!?だれ!?!?)となったのが三日月のパートで、存在感の凄まじさに圧倒されました。

三日月宗近:壽で聞いたかざぐるまの慈愛の中にも寂しさを感じる歌声とmistakeの時の掛け声が人が付いていこうと思う声ってこういう声なのかと腑に落ちた歌声です。

●個人的に三日月宗近が分かりやすいと思うのですが、第1部の歌声と、第2部の歌声に少し差があるように感じます。両方三日月宗近らしい歌い方なのですが、なんて言うんでしょう…1部は「喋りに寄せた歌声」2部は「三日月宗近の歌声」と表現するしか無くて語彙力の無さに恐縮するしかないのですが、この絶妙な違いが好きです。
三日月さんは、が行鼻濁音がとても素晴らしいと思います。

三日月宗近はCDだと「足りない……!」と個人的にはなってしまって、耳だけでなくて、目でも聴きたい!と思わせてくれるのが本当に素晴らしい。伸び伸び歌ってる彼の姿を見ながら聴くのが好きだなあとなります。知らなかったあの頃には戻れない。

「目で聴く」って素敵な表現ですね!実際コメント欄で「ビジュアルに影響されてるかもしれませんが…」って添えて下さった方がたくさんいましたが、個人的にはそれも自然なことだと思うんです。演劇よりさらに聴覚的な芸術である吹奏楽管弦楽でも、視覚からアプローチする”ベルアップ”って奏法があったりします。歌声に着目したアンケートではありますが、何らかの形で男士たちの姿を目にしている限り完全に切り離すのはそもそも難しいと思うので、今回は広い意味での”歌い方”も歌の一部と捉えています。

●(キミの詩)この曲の三日月のパートを聴いたとき自然と原作の方の三日月が歌っているイメージが浮かんできた。

分かります!「キミの横顔 夕陽が染める…」からのあそことか特に…。

●Endless Night。私を耳から三日月に落とした曲です。まろやかで深みと艶のある声が心地良く伸びて、発売されたばかりのCDで1曲を延々とリピート再生していました。正に「Endless」です。それから時を経て、グラミュでの経験値を引っ提げて音曲祭で聴かせてくれた時には「今の歌唱力でまた聴きたい」という夢が叶った瞬間でした。あれから更に現在進行形で経験値を積み上げておいでなので、また改めて聴きたいしMirageも歌ってほしい…

●(華のうてなⅡ/つはもの)2分15秒〜 高音へ上がるところは本編ストーリーと相まって初見時鳥肌が立ちました。三日月の透き通るような歌声と楽曲がぴったりでとても美しい楽曲だと思います

●(Mirage)一般的な三日月のイメージ(のんびりおじいちゃん)とかかけ離れているのに、それでも「三日月だな〜」と思わせてくれるところが好きです。麻璃央くんの歌唱力と、ここまで三日月を演じて積み重ねてきたものがすごいんだなぁと聞くたび思います。

●(Mirage三日月さんの旨味が凝縮されてる

 力強い一言が腹筋に刺さりましたw

●(Lost The Memory)私は刀ミュを見て刀剣乱舞を始めた人間なのですが、初めて見たのが乱舞祭2018で、初めてソロ(さまよう闇の中〜♪のとこです)を聞いたとき背筋がゾッとして、一気に叩き落されたような感覚がしました。あれから何度聞いてもあの感覚が忘れられません。

●らぶフェス2018の「Lost The Memory」、これを聞いて三日月宗近の歌推しになりました。ラスサビ前、膝丸と髭切がその前のフレーズまで歌い継ぐ中、スポットライトを浴びて満を辞して高らかに歌い上げるその様。「彷徨う闇の中」という歌詞とは裏腹に闇を切り裂くような歌い方に初見で見入ってしまったのを覚えています。また、たおやかな笑みをこぼしながら紡がれる「見失わないように」の抑揚の付け方が素晴らしくて。そして最後の「よび↑かける」のアレンジの入れ方とい、これがミュージカルの醍醐味だな…!と感じました。友人から刀ミュを紹介されらぶフェスを見て、この曲でまんまと刀ミュの音楽に魅了されたと言っても過言ではありません。

●(華のうてな/音曲祭)感染状況を鑑みて観劇しに遠征することを断念したのですが、あまりに綺麗な歌声で、配信や円盤で何度も何度も繰り返しリピートして聴きました。三日月のnの発音(『半座』のnzや、『華』のnnなど…)が好きすぎます

 

 

小狐丸(北園涼)

特色:かっこいい 美しい 色っぽい

能楽・歌舞伎などの伝統芸能や、読経・祝詞を思わせる日本声楽調の声が刀剣男士の神性に説得力を与えてくれている…という旨のコメントを頂くたび「それ!!!」と拳を握ってました(笑)*1

『Versus』に代表されるロック調の尖った歌声とあわせて「独特」「癖が強い(そこがいい)」「カテゴライズできない」「唯一無二」系統の評価も多かったです。

その独自の魅力がかっこよさとして心に残るのは納得だったんですが、その上で色っぽさよりも「美しさ」の印象が先に立つのがこう…三条~~~って感じでいいですよね…。

【コメント】

●上記の回答には入れられなかったのですが、小狐丸の声はちょっと替えの効かない別格枠だなと思います。音曲祭の名残月は、ガーデンシアターの3バル最後列までまっすぐ一直線に飛んできて突き刺さるような、月に向かって鼻先を上げた狐の遠吠えでした。

あそこの本丸のこぎさん、衝力の上限値突破してますよね…。

●言葉で言い表せない、ユニゾンでも埋もれない唯一無二の声。刀ミュ楽曲がただの和風ポップから一線を画するのは彼の声があるからだと思います。 ハイトーンの伸びが印象的ですが、あつかしの時点では割と低音パートが多め。こっちは岩﨑さんの声とも親和性が高いイメージです。 どの音域も強い音が出てるから喉が心配になるけどブレない、どうなってるのか教えてほしい。 「描いていた未来へ」などの2部曲で時折見せてくれる可愛らしい甘い声も魅力的です。

麻璃央くん「涼くん喉神様だからね!人の5倍声帯ついてるから!」(刀ミュラジオ)

●役者さんの他の歌声を聞いたことがないので小狐丸だからこの歌い方なのか判別つかないのですが日本特有の節の付け方?発声?上手く言えないのですが、この方が歌うだけで日本の歌としてワンランク上がる感じが好きです。

●(向かう槌音)…この曲の小狐丸さんの歌声はお経を唱えているようなというか(上手く例えられないのですが)声を聞くだけで神社の赤い鳥居が浮かびます

●(Versus/乱舞祭2018)あの渾身のシャウトは刀ミュ史上最高だと思います。言葉に表せません…

●(Versus/乱舞祭2018)もはや言うまでもない伝説のシャウト。本当にすごい声。

わかるぅぅ……………私も乱舞祭18Versusの亡霊なので……………。

●(狐や踊れ)小狐丸ほど回を増すごとに魅力的になる声はなくて、歌合の頃にはもはや人外。まさに神の声になっていたように思います。心臓をつかまれて身動きできないくらいになりました。

●可愛いに「小狐丸」と書いたので何?と思われるかもしれませんが、『描いていた未来へ』での「秋のにおい 冬の空」の歌い方が最高に可愛いと思っているのでそうしました。

ライブだと「ふゆの そっ↑ら~♪」ってぴょんと弾んで、音源だと「ふゆの そぉら~♪」ってふんわり揺れるんですよね!かわいい!

 

 

石切丸(崎山つばさ)

特色:かわいい 色っぽい 美しい

出たーカワイイ楽曲の帝王!!!…は冗談ですが(笑) この3要素がバランスよく挙がっていたのは、ほのぼのとした親しみやすさと大人びた落ち着きを併せ持つミュ本丸の石切丸さんがよく表れてる気します。

甘くソフトに奏でられる声質について「可愛いというか"優しい声"だと思う」というコメントも複数あり、実際に項目を作っていたらそちらに件数が動いていたんじゃないかな、とも。

そのキャラクターから、子守唄の慈愛・クールな楽曲の妖艶さ・雄々しい唸り声と、楽曲に合わせたギャップが次々飛び出してくるところも魅力に上がっていました。

【コメント】

●あと公式が石切丸さまにたくさん可愛いお歌歌わせたせいで、私の中で完全に可愛い担当となってます。

いやほんと2部の持ち曲『Don't worry, don't worry』『断然、君に恋してる!』『手が届くまで』って公式は丸さんをどうしたいの?ってなります…。可愛いオンザ可愛いウィズ可愛い。

優しい歌声で石切丸に1票。

●他の項目はやはりキャライメージや曲イメージに引っ張られますが、石切丸(推し)の「かわいい」はキャラや原作の低音イケボに対するあのクラリネット声のギャップが「かわいいな」ということで。「優しい声」の項目があれば、桑名くん清麿くんと一緒にそっちにはいってました。

●石切丸さんのかっこいい曲からかわいい曲までなんでも自分のものにできる歌声が好きです。ゲスワを聞いた後に断然!や、どんうぉりを聞くとびっくりします。

ゲスワ=Can you guess what?ですね。恐るべき温度差。

●石切丸さんはどこがとははっきり言えないのですが話してるところから歌声まで色気というワードが当てはまる声をしていらっしゃるなぁと思ってます。

●Can you guess what?初めて聴いた刀ミュの曲がCYGWで、「潤んだ瞳に映る」を歌う石切丸の声がとてもセクシーでびっくり!!おっとりしたパパ的存在のイメージとのギャップでミュ石切丸に落ちました。

●(闘魂歌)石切丸さんの「叫べ"闘魂歌"」の唸りながらの歌声。それまでの可愛い曲を任される大太刀ではない"雄"の石切丸さんを見ることができて、嬉しかったと同時に初めて聞いたときは驚きました。ほんとに同一人物なの…??

●(闘魂歌)みほとせの闘魂歌:ラスサビで石切丸さんが「叫べ闘魂歌この心は歌う」の「この」で吠える(?)ように歌ったのがとても印象に残ってます。石切丸さんが?!ってなりました。ライブではそれを聴いた蜻蛉切さんが合わせてアレンジしててかっこよ…ってなりました。

あのときの蜻蛉さん、「やりおった!」って感じの顔してノシノシ歩いてくるの最高です。

鶴丸の喉の奥をかっぴらいた歌声と、石切丸の紅茶に限界まで砂糖を溶かしこんだような歌声がドストライクです。

あまぁい…………。

 

 

岩融(佐伯大地)

特色:かっこいい 色っぽい

安定のかっこよさ!!原作の岩融を思わせる豪快さ力強さが支持されていた一方で、バラードやポップな曲で見える繊細な調和も特色として挙がっていました。

「力強い歌声」項を作っていたら、確かにそちらに意見が集まってた気がします。

件数としては「色っぽい」に軍配が上がりましたが、「かわいい」の声も複数あったのは、『SA・KA・ZU・KI 華兄弟!』『断然、君に恋してる!』のような可愛い曲をでっかい口で楽しそうに歌い上げるあの声の印象からでしょうか(笑 色々な方向からパワーをくれる声ですよね!

【コメント】

「力強い歌声」枠に御手杵、小狐丸、岩融をいれたいです!!!

●歌に限らずになってしまいますが、岩融陸奥守の声が原作ととても近くて初見でびっくりした記憶があります……

これ初演阿津賀志のときからすごく言われてましたね…!原作の声もちょっと特殊なのに凄い。「我が名は武蔵坊弁慶!」とか、そのまんまで驚きます。

岩融の歌声は誰にでも合わせられる事が魅力だと思っています。様々なデュエット曲を聞いても違和感のないハモリに聞き心地がいいなと感じます。

こちらのコメント読んで「確かに…!なんでだろう?」って前のめりになりました。声質だけなら個性派だし、声自体がぴったり溶けてる訳ではないのに、三日月・加州・今剣、全然個性の違う声の持ち主たちと歌っても、合わないなぁ…という気持ちになったことが無いですね。声の印象の強さと裏腹、歌い方に相手を押しのけてしまうタイプのエゴがないというか、芝居的かつ受容的なんだなと気づかせてもらいました。

岩融の力強く豪快で無邪気な性格を体現したかのような歌声。フレーズ終わりにがなりがちな印象。それがまた彼の豪快さに繋がっていて素敵なお声。

●(名残月)初期の荒削りな岩融の歌声が逆に気持ちの葛藤に合っていて好きな曲です。感情が歌詞に乗って気持ちに迫ってくる歌声だなと。

●(散るは火の華)岩融のナレーション「××年、壇ノ浦にてェ!!」がなぜかものすごく好きです(歌声じゃなくてごめんなさい)

●(おぼえている)「漢道」「千本目のちぎり」のような弁慶っぽい声も良いですが、やっぱり岩融の歌声が一番魅力的なのは今剣ちゃんへの愛情がたっぷり感じられる切ない歌声だと思います。

●私は推しが岩融なのですが、岩融、巴形薙刀とニ振りの薙刀がミュ本丸の現在では実装されているので、いつか静形薙刀も実装されて欲しいと思っていて、三振りでの楽曲が聞けたらいいなとよく考えます。

いいですね薙刀曲!!岩融のアップテンポ曲に寄せるか巴さんの得意分野のジャジーな楽曲に行くか、それとも全く別タイプか…。聞いてみたいです!

 

 

今剣(大平峻也)

特色:かわいい 色っぽい

数字は出さないと言いましたがこれはもう項目の時点で半ば予想できると思うので言わせて下さい、やはり「かわいい」項目は今剣様が大変なことになっていました…!笑 余裕の1000件ぶっちぎりオーバー!!

鍛え上げられたあどけないミックスボイスもさることながら、例年のお祭りをリードし続けていることで、長く応援している方から最近ミュを知られた方まで「かわいいといえば!」のアイコン的存在になっているのが伺えました。

また、観客へ届けてくれる温かい声への「救われる」「泣きそうになる」とのコメントには、小柄な体で支えてきた大きな幸せを思って私もちょっと泣きそうでした…。

【コメント】

子供らしく無邪気ななかに少しの危うさ、儚さがある歌声。音域が高めな分時によっては女の子のようにも聞こえる(気がする)。

今年の乱舞祭行った時、何かのお付き合いで来たと思しき年輩の男性が「あの女の子役?の子も、ずーっと喋ってると『あ、男だ』って分かっちゃうけど可愛かった!」って仰ってましたw女の子のつもりでやってる訳ではないんですよ…!!って後ろでめちゃくちゃウズウズしてました。

●歌声というより歌い方かもしれませんが、天真爛漫さ、そして時々覗く茶目っ気や悪戯心が随所に仕込まれてて本物だな…とやられてしまいます。『断然〜』の「どうか!お願い!」とか台詞っぽいパートと歌唱パートとの行き来を軽々やれちゃうのも小天狗らしい。可愛い。

●今剣はlive慣れがすごいのはなぜ…?今剣がメンバーにいると安心感がある。

演出の茅野さんをして「いまや、困ったときは今剣にしゃべってもらおう、って思ってる(笑)」(阿津賀志巴里 パンフレット対談)とまで言わしめた鉄板の空間を動かすスキル、本当に凄いですよね

●(おぼえている)今でも当時の衝撃は忘れられません。
映像で見たのが初めてなのにもかかわらず、気づいたら泣いていました。
今剣のあの声、一度聞いたときなかなか耳から離れてくれませんでした。

●(まばたき)かつてこんなに心に語り掛けてくるような曲があったでしょうか…!初めてこの曲を聴いた時、今剣ちゃんの歌い始めの歌声がなんとも優しくて優しくて思わず涙が出たのを覚えてます。今剣ちゃんが優勝しています。おめでとう。死ぬ時はこの曲を葬式で流して欲しい。

長生きしてくださいあるじさま…

●(まばたき)歌初めの「心配しないでね私は大丈夫」って女目線の歌詞と切なげな今剣の歌声が最高に好き

●今剣ちゃんも、えおえおあや断君、華兄弟などの曲はかわいらしい歌声を持つ印象ですが、In My LightやLost the Memoryなどでは、今剣ちゃんの歌声の印象が「かっこいい」になるんですよね...真剣乱舞祭2018のIn My Lightの「手を伸ばすよ」や、真剣乱舞祭2022のLost The Memoryの「真実はあった」の部分とかめちゃめちゃ好きなんですよ...今剣ちゃんって想いが込められた歌声って印象があるんですよ。今剣ちゃんの力強い思いがひしひしと伝わって。たまに泣きそうになるんです。今剣ちゃんの歌声を聞くと

●(えおえおあ)最初は内番着が見れ、ライブ中に男士とお客さんが交流して一緒の振りを行う楽しい曲の認識でしたが、段々勇気づけられる曲に変わっていきました。忙しさに終われ忙殺されていた時期、今剣がかけてくれる言葉に救われたことがあります。

●今剣が可愛すぎて辛い。なのにmistakeの時に出る色気は反則だと思う。そして素早くて翻弄されて主キャパが足りない。

 

加州清光佐藤流司

特色:色っぽい かっこいい かわいい

何と言っても印象的だったのが、「かっこいい~色っぽいの全部に当てはまる」という声の数!沖田総司の刀として声を振り絞る凛々しい殺陣曲にキラキラのアイドルソング、翳りのあるラテン調のバラードと、どんな曲も自分のものにして歌いこなす力についてコメントが寄せられていました。

ソロ曲の『解けない魔法』の歌いぶりがミュージカル刀剣乱舞の世界に誘ってくれた、という訴求力エピソードも伺えてほくほくです。

ここぞの箇所で感情の昂ぶりを表現する掠れやがなりの使い方もよく言及されていて、カンパニーの立ち上げメンバーという大先輩でありながら”可愛い若者刀”らしさもずっと感じられるのは、こういう動きの見せ方の巧みさにも拠るんだろうか…と思ったりしました。

【コメント】

●誰の声がどの属性か?と考えたことはなかったのですが、改めて考えてみるとどの項目にも入れたい男士は加州清光でした。
特に際立って推しているわけではないので自分でもちょっと意外でした…
歌声が豊かだなぁというイメージはあったので、聴く人によってどこに当てはめたいか違うんだろなと思います。

●すべてに加州清光を選ばせていただきました。
理由は、加州清光は歌によって表情を変えるように歌声自体が変わるからです。
佐藤流司さんご自身が数々色んな作品や個人で歌われていますが、それぞれで歌い方や歌声自体が異なり、曲ごとに役があるようだからです。

●(海外の審神者の方より)流司くんの声は気持ちがいっぱいある、Blue Lightと言の花を聞こえるときに泣きたい、そして流司くんのヴォーカルテクニックは本当にかっこいい

日本語があまり得意ではないのですが…と添えてコメントを頂き、とても素敵だったのでそのまま掲載させて頂きました。言語の壁を越えて届く清光の歌!

●(戦うモノの鎮魂歌)これは初期から大好きな楽曲なのですが、「声」でいうと「夢を追いかけて散った懐かしき彼の人残像」の加州清光の儚い歌声が本当に大好きです。
刀ミュにハマったのが2016年春なんですが、この頃まだこんなにレベルの高い舞台、楽曲だとは思ってもなくて、初回聴くときは「フルが公開になったんだ〜聴いてみるか」ぐらいの気持ちだったんですけど、この清光の歌声が好きすぎて鬼リピしました(笑)

あそこにあのファルセットがあることで、ただ激しく勇ましいだけではない曲になる気がして私も好きです

●(解けない魔法)ミュージカル刀剣乱舞を初めて見た当初は加州清光推しで、加州清光を選んだ理由が「声優が増田俊樹さんだったから」だったので「見た目はそのまんま加州清光だけど、ハスキーボイスすぎるな……」と思っていたんですが、この曲を聞いて「いや……アリだな!?」となりました。回を重ねていくごとにどんどん歌声も加州清光になっていくのもすごい。あと台詞があるのもすごくどきどきします。

●解けない魔法の加州清光は色気と可愛さとカッコ良さが渋滞していて一番好きです。CD音源だと比較的大人しいのですが、サビ終わりの「もう決して離さない」のところで張り上げる声が年々激しくなっている気がします。聴いていてとても気持ち良い伸びのある声だと思います。

加州清光はソロ曲にラテン調が多いですが声質と合ってて天才だなと思いました。
ソロ曲が多いので嬉しい反面、色んなデュエットやユニットの曲も聴きたいなと思ってしまう贅沢な悩みが…

加州の正規2部デュオ欲しいですね……もし今後実装されることがあるとしたら誰になるんでしょうか

●(Blue Light)精神的に一番参ってた時期にずっと聴いて乗り越えられました。
甘さ優しさ執着心といった極める前の加州清光を表すような歌詞と歌声がマッチしていてサビが特に最高です。

●(コメントですが小文字掲載です)

美しい 可愛い 色っぽい 三拍子か?皆ご存知刀ミュ加州清光。今この文章を加州清光単騎出陣を見ながら書いてます。 
彼の歌声は元から綺麗ですが天性のものと言うよりも、努力を山のように積み上げた結果だと思うんです。 彼のパフォーマンス全てから死ぬほど努力したのだと伝わってきて…体全てを使って声を出して、今この瞬間に全てを出し切る、そんなエネルギーが伝わってきます。
歌声、体力、想像力、表現力、努力、これら全てを培って咲いた一輪の薔薇です。そして可愛い、今清光が衣装替えしました。

今年のらぶふぇす宮城公演はご覧になりましたでしょうか?もしそうなら加州清光の最新パフォーマンスは宮城で歌った「解けない魔法」だと思います。単騎出陣バージョンと全く違うんですこれが…
単騎ではビブラート多めでしたがらぶフェスでは加えて“がなり”が入っています。これは今までにあまり無かったことです。
安定役の鳥越さんがYouTube「命削ってる」と仰っていましたがまさにその通りなのではと思うほどのパフォーマンスでした。
清光の歌声で特に好きな所を挙げると、
①裏声②シャウト③がなり
になります。
①清光の裏声の若干の掠れ、それがとてつもなく色っぽい。トキメキに逆らえない。本丸一色っぽい男。

②シャウトは盛り上がるタイミングで使うので印象が強いです。可愛さの中に漢が出る瞬間です。殺陣をしながらの歌は刹那さや力強さ、命を削って絞り出すような気高さに胸を貫かれます。

③がなり、最近増えました“がなり”はらぶふぇすがわかりやすいのですが、これがまたセクシー…魂から声出てるんです。あの広い会場で加州清光の歌声はとても美しく響いていました。
がなりを美しいと表現するのはあまり無いと思いますが、シャウトと重ねると途端に美しく色っぽくなるの何ででしょう…。誰かの歌で鳥肌が立ったのは加州清光が初めてです。

解けない魔法に掛かっているせいで長くなりました!
長文失礼しました。

まさかの実況に敬意を表して!笑 スペースの都合で圧縮させて頂きましてすみません;

 

 

大和守安定(鳥越裕貴)

特色:かわいい 美しい

こちらもビッグビッグ可愛いフォント!特に『のら猫二匹』『未知なる道』『CONFEITO』と中期以降の作品へのかわいいが集中していて、中でも最後のソロ込みののら猫人気はすごかったです(笑

歌唱においてもお芝居の時と一致した”大和守安定”の声で歌っていること、そしてその響きが彼の感情を素直に表現する”語り”的な歌い方として発揮されることが魅力として挙げられていました。

原作の安定の設定で「純朴で無邪気な印象」「清光が見た目を綺麗に飾るのに対し、安定はナチュラルで仕草などが可愛らしいイメージ」(公式設定画集)とありましたが、そういう魅力の方向性もなんとなく通じる気がするな…とコメントを読んでいて思いました。

【コメント】

●芯がありつつも滑らかでマイルドな歌声。しかし時折男らしさのようなものが垣間見える。その部分があるからこそ歌声の可愛さが引き立たっている。

●柔らかい高めのお声で声がそもそもかわいい のら猫二匹最後のフレーズ「似ている色」などが好きなのですが、1番かわいい歌声だなと印象的なのは歌合のCONFEITOでの「仲間を守り 素早く駆けろ」ハモリパートでの歌声です。表現が合っているかはわかりませんが、鳥越安定さんはキラキラしたお声をしているなと思います。

あそこのパートの安定ほんとにかわいいですよね!耳に残ってるのがあの声だったので、バクステの鳥越さんの素声でアッそういえばこんな声してらした…!ってなりましたw

●(のら猫二匹)本公演もさることながら、乱舞祭2022の宮城公演の加州の優しい歌声と安定とのやり取りが可愛くって好きです。

あのアカペラは反則!!

●(のら猫二匹)かわいい!かわいい!せつない!清光と安定の声やキャラクター性のバランスがよくわかる好きな曲です。なによりかわいくてたまらんです。かわいい!

●(獣/大和守安定)「明日を照らす」のアレンジが大好きです。一番好き。

●(未知なる道)安定のハスキーでちょっと甘い声が語るように歌い出すのに、朗々と美声を張る以外にもミュージカルの歌曲の魅力ってあるのだなと思ったナンバーです。
バックで男士たちがそれぞれの想いを抱いてすれ違っていく演出も切なくて好き。

わかります……「濃くて鮮やかな道 わだち」「それはもう物語だろう」の言い方、温かくてあどけなくて大好きです。

●『浅葱色の桜』の大和守安定の歌声が印象的です。大和守安定は推しなんですが正直に言うと2部楽曲では声を維持するために音程が外れることが多い気がしますが、1部での大和守安定の歌声は「(舞台にいる)この人にこの気持ちを伝えたい」って対象に向けている感情の色や矢印が分かりやすくてスッと心に溶け込む感じがします。綺麗に歌っているというより音程より気持ち最優先で「この気持ちを嘘偽りなくありのままを伝えたい」と言うか、心に秘めた言葉を歌に乗せるミュ本丸の中でも1部楽曲の感情の乗り方や伝えたい気持ちが分かりやすいと言うか……。特に『浅葱色の桜』はとにかく「優しい」。沖田総司に向けたありったけの「大好き」と「優しさ」が映像がなく音源だけでもとても沁みます。また『浅葱色の桜』のメロディは途中『あかき花散り紛ふ』『のら猫二匹』『空は知らない』のメロディも加わって道中の大和守安定の気持ちなどをリフレインさせますが最後の『あかき花散り紛ふ』のメロディの箇所は歌った加州清光の「寂しさ」と「誇らしさ」の歌声とはまた違った「愛おしさ」「賛歌」「感謝」「誇らしさ」の歌声に何度聞いても涙腺が崩壊します。万人に好かれるわけでもなく、とんでもなく歌唱力があるわけでもなく、ただ大好きな人に寄り添って大好きって気持ちを伝える大和守安定の歌声が好きです。

こちらのコメントを読んでいて、浅葱色の桜聴き返したくなって聴いてきました。想いのこもった言葉を預けて下さってありがとうございます。

 

和泉守兼定(有澤樟太郎)

特色:かっこいい 色っぽい

三日月が「美しい刀」なら兼さんは「かっこよくて強~いいつでも最先端の刀」の快進撃!という感じでした。約束されし”かっこいい”率!!

しかしながらいざコメント欄を見て見ると「その兼さんが、こんなに甘い・優しい・感情のこもった声を…」という方に紙幅が割かれていることが多く、彼がかっこいいのはもはや自明の前提となってる感じが流石の兼さんでした。

折々に感じた成長に言及されているコメントも恐らく一番多く、そうだよな…今や立派な大黒柱になられた兼さん、初登場時は座組最年少で「兼さんの子、これでまだ二十歳なの!?」って驚かれてtまだはたちだった有兼さん!!?って眩暈を覚えてました(笑)これだけの時間を毎年兼さんと走り続けて下さって、有難いかぎりですね…。

【コメント】
●私の最推しは和泉守兼定です!!!兼さんはほんとに好きで、どの歌声にも当てはまると言っていいほど歌う曲によって歌い方を変えてきます心臓に悪いです。そんなとこも大好き

溢れる「大好き」にニコーーーってなりました!

●兼さんは歌の上手さだけでなく声の深みというか包み込むような歌声で大好きです

●ミュ兼さんは普段のセリフだと男らしい印象ですが、歌声だと綺麗で爽やかで優しく包み込むような雅で美しい印象になりそのギャップも大変魅力的ですし、それでいてお腹に響くような低めの声が色っぽくてカッコよくて……まさに「よっ‼️モテ刀‼️」て感じの歌声で大好きです😭💗✨

「まさかオレに見惚れてるゥ?」

●"和泉守兼定"としては美しすぎるくらいに綺麗なんですが、むしろそれが兼さんらしさなのかなと。特に堀川との相性やギャップという面では120点に感じています。
舞台で腹から声を出すような場面での伸びやかでよく通る声がとても好きです。「ミュージカルな歌い方」をそれまで知らなかったのですが、これは舞台映えする凄い歌声と声量だなと。CD音源だとなかなか淘汰されてしまいそうな歌声歌い方が好きだなと感じます。

●(サヨナラ/真剣乱舞祭2017)この歌で兼さんの声の響きの良さに目覚めました! かっこいい歌も好きですけど、こうしたしっとり系の歌ももっと聞いてみたいです!!

兼さんにバラードを!の声、最後の項でもめちゃくちゃ多かったです。聞きたーーい!!

●(サヨナラ/真剣乱舞祭2017)兼さんめちゃくちゃ歌が上手くなったなあ!ってびっくりした曲です。刀ミュを長年見ていると役者の歌の成長を感じることは多々あるのですが、最初にそれを感じたのがこの時の兼さんなのでやはり外せません。

●(君待ちの唄/歌合)"七つ その肺に空気を吸い込めば" 兼さんの肺からは空気が出ていっているのに、会場に声が満ちていって、肺が膨らむようなイメージと重なったから

●(序章/音曲祭)「変わるもの 変わらないもの」のパートを兼さんソロで歌ってましたが、ここの「変わる」の歌声というか響きというか波長というか……とりあえずここの音で心臓痺れました。物理的に。初めての経験で混乱した記憶があります。席とスピーカーの位置かもしれませんが、その時から有澤樟太郎のことを忘れられなくなりました。

●江水散花雪の「散る花を」が印象的でした。最初のほうは早口なのですが、サビになると伸び伸びとした歌声が生かされていて聴き惚れます。セリフと歌が混ざったミュージカルらしい曲で、感情が込められており曲が進むにつれてどんどん魂が揺さぶられるようで、和泉守兼定らしい真の強い歌声だなと印象的でした。

クライマックスの熱量とか、すっごかったですよね…。

●(抱きしめて、雨)天狼傅で、むすはじで、たくさんたくさん成長した兼さん。
極めたらこんな歌も歌えるのかあんたは…!?といつまで経っても惚れさせてくれる色男ですね。
●(抱きしめて、雨)兼さんがこんなに歌上手くなるなんて思ってみなかったです、こんな、こんな甘い歌声になっちゃうなんて、こんな(混乱)ってなりました。

●兼さんは、幕末再演くらいから急に色っぽさマシマシになって、抱き雨で爆発した感じがあります。キャストさんがそれを狙っているのかはわかりませんが、キャラ自体の成長も現れているような気がして、歌声がキャラに合っている、というのを強く感じます。

 

堀川国広阪本奨悟

特色:美しい かわいい 

圧巻の「美しい」率、その中でも安定感・技術・発音・ピッチなど、歌唱技巧の高さからくる純正美というニュアンスでの「美しさ」へのコメントが印象的でした。

特にソロ歌唱での響き・音圧に圧倒された旨のお話には、劇場での記憶思い出して「全くもって仰る通り……………」って思わず膝を正してしまいます(笑)凄いんですもんあの貫通力…。

土方組&堀川兄弟という待望のデュエットをダブルで叶えた乱舞祭日替わりへの讃嘆と、正式デュエットでやって!!!というリクエストもたくさん寄せられていました。やってー!!

【コメント】

●奨悟さんのファンの者なのですが、抜群の安定感はもとより音楽に対する真摯さが歌声にも歌い方にも表れているのがとても好きです。
以前にてけさんが「管楽器のような」と形容してらしたと思うのですが、深く何度も頷きました。
個人的には発する吐息を一切余さず音に変えてやる、という意識に特に楽器的な印象を受け、その気概にいつも震えております。奨悟さんは歌詞の一音一音をはっきり発音して歌い上げますが、楽器的印象のためかそれがわざとらしくなく逆にどこか歌詞を超越しているように聴こえます。
また、堀川国広として歌っている時は常に「優しさ」「寄り添い」を内包した歌い方をしているように思います。けして前に出過ぎず、それでいて芯が強く、堀川らしい歌声だと感じています。

脇差のプロこれにあり!

堀川国広は、声の抑揚の使い方が上手いんですよね!透明感が尋常じゃない!天使の生まれ変わり???ってくらい透明度高い。普段闇討ち暗殺って言ってるのに真逆の声質をしてるなと思っております。

●どこから見ても見た目の年齢が未成年な脇差の彼だがその歌声は詐欺なのではと思わずにはいられない程の艶っぽさがある。しかしセリフでは可愛さを出していくのだからずるい。

千子村正堀川国広は王子様系の声だと思っています。オペラで言うなら魔笛のタミーノ、ドン・ジョヴァンニのオッターヴィオ

まさかここでタミーノを見るとは…。私は堀川くんで、あえての男声ケルビーノめちゃくちゃ聴きたい願望を抱えてます”小姓”ですし!

●「ここにあるもの」堀川くんの曲は皆いいですが、初阪本堀川曲であるこの曲は、「たがかげ」の歌い方がたまらなく好きな部分です。歌詞がはっきりと聞こえ、柔らかい歌声が大好きです。

●(神遊び)堀川くんの「筆を持て」という一節がすごくすごく刺さって、そこから堀川くんが推しになりました。現地で聴いて、こんなに一瞬で意識が変わることってあるんだ…と驚いたのを覚えています。本当に神々しくて清廉で、神様だー!と泣きそうになりました。

●僕がいる場所は、初めて聞いたのは確か2020年5月の無料配信の時だったのですが、「何だこの堀川国広、歌がうめえ!!!!」という印象が抜けきらず、配信終了後に真っ先に調べに行くほどでした。その期間は友人と2人で毎晩感想会を通話でしており、2人とも初見だったので大盛り上がりだったのですが、私はずっと「堀川くん歌うますぎんか!?特にソロ!!!!」とずっと言っていました。

●祭18でSecret signの堀川くんがセンブロまで歩きながらソロパートの「もしあなたが」を歌うところは“捕まったら逃してもらえんやつだ、怖!”と思ったのを今でも忘れられません。

(笑)逃がさないって言ってるのは兼さんですが、先発してくるのは堀川くんですね。

●僕におまかせ、合わせ鏡(堀川国広)優しく暖かく胸に響く、阪本奨悟さんの声にぴったり。

●(KEY MAN)堀川くんの「美辞麗句並べるヒューマン」に刺されました。あんなにi音が並んでるのになんであんなに響くんです???

目のつけどころがw大好きです!!

●堀川くん推しです! 再演の「空は知らない」みたいなドラマチックな曲も、ソロ曲のバラードも「僕にお任せ」音程もピッチもテンポも取りづらい曲も何歌っても上手い…っていつも驚かされっぱなしです。乱舞祭の「美しい悲劇」「Timeline」のデュエットでは、アクセル踏みながらも相手にしっかり寄り添って歌いつつ「他のペアには負けたくない」という心意気が伝わってきて最高でした!

気合バチバチの堀川先輩めちゃくちゃかっこよかったですね!!

●(こちらもコメントですが、小文字掲載で失礼します)

真剣乱舞祭2022 土方組の『Timeline』 土方組推しとしてただ言わせてください!(狂ってるの回答カウントしなくても結構です)土方組の歌声は二人で一つの音なんです。ユニゾンもハモリも堪らなく好きなのです。 その前に、堀川国広のキャストが阪本奨悟くんになってからは、今の土方組での完全な機会でのデュエットはありませんでした。そのため、ニコイチとはいえあの二人の組み合わせをじっくり聴いた方って多くないと思うんです!(特にむすはじを見ていない方) そんなときに真剣乱舞祭2022でいまの土方組のTimelineが聴けたことはとても衝撃が強く、そして2018から何もかもがパワーアップした歌声になっていて、涙を流さずにはいられなかったのです…!!! 兼さんの甘く、低すぎず高すぎないしっとりした声に、堀川国広の優しく包み込むような歌声が合わさったら、あんなことになるんだと、現地で感動したのを覚えています。堀川国広役を演じる阪本奨悟くんはプロですし、もっとリードしてもいいくらい歌が上手いのですが、兼さんを支える、あるいは肩を並べるような絶妙な歌い方をされていて(しかも音を外さない)のが本当にすごいんです。Timelineの最後はどっちのハモリが上か下かわからないくらいの美しい声で、会場を包み込んでくれました。 土方組の絆が声となって響いたこの真剣乱舞祭2022のTimelineを私は一生忘れません。

(拍手)パワーアップの件も、歌い方と相性の件も頷きながら読ませて頂きました!カウントしなくても…とのお話しですが、この熱量を是非見て頂きたかったので…差し支えありましたらお知らせください!

 

蜂須賀虎徹高橋健介

特色:かわいい 色っぽい 美しい 

俳優さんが歌が苦手だったことを公言されているという少し特殊な状況の男士ですが、シリーズを重ねるごとに着実に練度を上げる姿へのエールが寄せられていました!
「ミュ本丸の蜂須賀虎徹というキャラクターと一緒に歩んできた声」として、決して楽ではなかった歩みが重なるのは本当にその通りで、再演や乱舞祭の歌いぶりにはやっぱり思い入れもひとしおという感じになりますよね…。

華やかに通るようになった声とパフォーマンスの取り合わせが、花、艶、キラキラ、晴れやか、と色々な言葉で表現されているのを読むのも幸せでした。

【コメント】

●蜂須賀は、常に品を崩さない歌い方、歌声をしているように思います。荒っぽい新選組の中においては殊更花のような印象があります。美しい、とはニュアンスが少し異なりますが挙げさせていただきました。蜂須賀がどんどん歌上手くなっていくのもとても愛おしいです。

●蜂須賀さんが高音を全身で歌い上げてる時の歌声・姿がめっっっちゃ好きです!
推しゆえかもしれませんが、ミュの蜂須賀らしいお茶目な部分も、真面目な部分も、真剣さも、凛とした強さも、それぞれが声で体現されていて毎度好きが爆発しそうになります(具体的にどの演目/曲 のどこのパート!というのまで挙げようとして自重しました)。

ぜ…是非そこのところを詳しく…!!

●(ひとひらの風)あれは歌がうまいというわけではないけど、あのがむしゃら感が新選組や初めての隊長にまかされた蜂須賀虎徹が悩み成長した過程をあらわしてるようで、あのときにしか聞けない、味わえない良さだと思ってます

●個人的な印象ですが、蜂須賀の歌は、技量の高さより、感情の乗せ方の上手さが魅力だと思います。高橋さん、楽譜が読めない(あそびばでそのようなことを仰っていました)上に、歌は舞台を始めるまできちんと練習してこなかったそうなので、たぶん「騒音」は最初のうちは…と思います。話は変わって、壽のバクステで、たぶんYOSHIZUMIさんだったと思いますが、「歌声と感情が一致している歌になるよう指導している」と仰っていました。高橋さんはテクニックよりそちらの方に伸びた(伸ばした?)のではないかなと思っています。阪本奨悟さんに歌を教えてもらったり、他にも歌の先生に習ったりして、歌の技術も伸びていると思いますが、蜂須賀自身が(曲に合わせて)ノリノリで歌っていて、声にもそれが現れているのが一番良いな、と思っています。(幕末再演の「空は知らない」や二部曲がよく分かると思います)
「色っぽい歌声の男士」に蜂須賀を挙げたのですが、歌声に乗せた感情が、良い艶を出していて、色気があると思っています。
蜂須賀虎徹、まるで時間が経つほど美味しくなるワインのような歌声だと、初期から今までを辿りながら思います。

●らぶフェス2022の揺ら揺ららで大倶利伽羅のパートを蜂須賀虎徹が担当していて「どうせ一度の命」と歌うところが、そこでパーンと高めで少しハスキーな蜂須賀虎徹の声が会場内で響くのが推し贔屓ではあるのですがキラキラとしていて心に残っています

全く声質の違う大倶利伽羅パートを堂々と自分の声で歌い上げる蜂須賀、感無量でした…。

厳島神社のときハラハラしながら聴いた歌声ですが、今の蜂須賀の声にはあたたかな強さと晴れやかな響きがあり、蜂須賀とそれをつくりあげた高橋さんへの愛しさを覚える瞬間があります。また虎徹3兄弟の歌は、浦島の存在によってかけがえのないものになったなあと思ったりします。

 

 

長曽祢虎徹伊万里有

特色:かっこいい 色っぽい

同じ「かっこいい」枠の中でも、セクシー・ワイルド・低音・大人、というキーワードが特徴的でした。

これ気付いたときにヒャッとなってしまったのでちょっと突っ込んだ見方をお許し頂きたいんですが(笑)長曽祢さんをかっこいい/色っぽい男士として挙げている方の好きな声を覗かせて頂くと、新撰組男士推しの方の他に三日月・五月雨・小竜など甘め/綺麗めの声の男士を挙げている方が目立っていて、対比がなんというかこう…いいな…ってなってました。

そんな長曽祢さんにも「かわいい」の声が複数寄せられるのが、このカンパニーの面白いところですね!

【コメント】

●mistakeを歌う時の長曽祢虎徹セクシーなのにワイルドさを併せ持つあの歌声がとても好きです

乱舞祭2018で三日月と並べること考えた人、誉ポンポンポポンポポンポンだと思います。

●煙草とかウィスキーとか?なんかそういう大人なアイテムの似合う声だと思います。可愛くて華やかな男士がそろってるteam新撰組with蜂須賀虎徹の中で、長曽祢さんが一人だけ渋く低い音を歌ってるのかっこよすぎて死にそうになります。虎徹兄弟で歌ってるときにちょっと声が優しくなる(気がする)のも、「職場の長曽祢さん」「家での兄ちゃん」って感じで沼です。

長曽祢虎徹の歌声も好きなのだが、分類が不可能だったので諦めた。あのド低音の美しき日々たまらない。

●長曽袮さんのラップが好きなので長曽袮さんwith治安の悪い男士で全編ラップの曲が聴きたいです

formation of 壬生ノシスマイク…………

●(Drive)和泉守兼定がのびのびと生き生きと歌っている中で、長曽祢虎徹がラップでかっこよく入ってくることで曲がしまる感じが対照的で好きです

●かっこいい歌声ではあるのですが、「ワッショーイ」の歌やかっぽれのようなコミカルな声も出してくれるのが長曽祢虎徹像を広げてくれたと思います。

分かります!やらない個体の長曽祢さんもたくさんいるでしょうけど、天狼傳の時点であのかっぽれにOKが出てたことで「あ、ただ武骨な兄貴分なだけじゃなくて、こういう陽気な姿もアリな男士なんだ」ってなったのは大きかったですね。

長曽祢虎徹推しですが、結構音域が高くて可愛い声質をしていると思います。意識して低めの声を出そうとしてるのも可愛いです。

●長曽祢さんを「可愛い~」に挙げたのは、地声が低めの方なので、その分ファルセットで歌っている時がとても可愛く思えるためです。「Drive」のラップが非常にカッコイイ分、可愛く思えてしまいます。

「わかるわ…ああいうオトコほど、一度可愛く見えちゃたらもう駄目なのよネ…」って脳内のママが言ってる

 

にっかり青江荒木宏文

特色:色っぽい 美しい

せやろな!!って声出ちゃうような結果ですが、あの……はい。お見事でした。後輩たちからも敬愛されるにっかり荒江先輩の色気と美しさが、シート上に見事に花開いておりました。

デュエット相手や曲調と調和させるスキルのほか、卓越した演技力と合わせて奏でられる「演技の一環としての歌」に対しても多数言及されていました。すごく分かります。キャストさん自身の歌声をキャラクターと調和させていくというより、「まずキャラクターの喉をきっちり作って、その喉を使いながら歌う」というか。

青江単騎で新しい魅力に触れたという方も多く、1つの役を掘り下げる演目って得難いものだなあ…と改めて感じました。

【コメント】

●好きな歌声はにっかり青江がダントツです。音としては高めに感じるのに、落ち着いて低く甘く感じる優しい歌声が好きです。

●Namelessfighterや百万回のありがとうの優しいながらも透き通る祈るような歌声が大好きです。ソロも好きですが誰かと歌う時に下から支える歌声も好きです。

●歌合で披露された青江講談菊花の契、挿入歌の菊花輪舞がとても大好きです。会場の温度がぐんっとさがったかのような引き込み方にしっとりしっかり響く声が忘れられません!

にっかり青江単騎で「芝居としての歌」という点で最高のものを見てしまったと思いました。
グラミュやミュージカル映画なども見ていますが、体験したことのない感覚でした。
単純に歌がうまいかどうかでははかれない、役としての歌、物語を語る歌。
胸に深く、ときに激しく染み込む歌でした。

●「美しい歌声」枠に青江を入れましたが、おそらく青江単騎が無ければ美しい歌声枠に青江は入らなかったかもしれません
青江単騎の最後の「あなめでたや」のはじめの一声で、青江って美しい歌声枠に入る男士なんだなと思ったので
青江の歌声はみほとせの時からとても好きでしたが、美しい歌声枠に入れるとすると青江単騎を観る前だと個人的な推薦度順を考えるとギリギリ入らなかったと思います
あの「あなめでたや」の一声が決め手でした

あのアカペラは言葉で表現しがたい美しさでした………

●にっかり青江単騎出陣のラスト「刀剣乱舞
単騎前の青江の声を「かっこいい」と思ったことはなかったのですが(どちらかと言えば可愛い寄り)、この曲の青江の凛々しさと言ったら!!!ハキハキと力強い声に、今までとは明らかに違うと感じましたし、美しさと優しさの中に芯が通った強さのある、成長したにっかり青江をそこに見ました。

青江単騎の刀剣乱舞歌声の力強さと色気と歌詞の節々に散りばめられた彼らしさすべてに感動した。

●にっかり青江単騎出陣での“瑠璃色の空”:みほとせの劇中では実際に赤子を抱いてこの歌を歌うことがなかった青江の子守唄、あまりにも慈愛に満ち溢れた歌声に「青江ってこんなふうに歌えるんだ……!」と新たな感動が湧き上がってきて号泣でした。

意外な発声での歌唱を聴いても「青江はこんな歌い方はしない」じゃなく「こんな風に歌えるんだ!」って思うんですよね。そこに至るまでの物語をしっかりと作り込んで体現してきた構築力あっての説得力だなあと思います。

●(にっかり青江 単騎出陣楽曲全て)
三百年では歌わなかった『かざぐるま』を………青江が……………………ひとりで…………………………
それだけで泣けるのに、『瑠璃色の空』も『あなめでたや』も歌うじゃん…………
特に『あなめでたや』は、他の子の顕現を喜べなかった青江が旅を経て、嬉しそうに楽しそうに歌って踊ってる姿に涙を禁じ得なかった。
何度でも言う。おかえり!!!

おかえりーーーーーーーーーー(;;)

●既に回答済みなのでこちらで思い残したことをすみません…
かわいいに回答した刀剣男士は別の刀であり、かわいい「歌声」ではないんですが、みほとせ石切丸さんとにっかりさんのデュエット『手が届くまで』で、CD音源には無い、円盤とライブ音源でしか聴けない冒頭のにっかりさんの「ハイッ☆」みたいな可愛らしい掛け声と振りに、にっかりさんはかわいい…(それまで自分の中ではかっこいい、とかが主だった)と強烈に印象付けられました

 

千子村正太田基裕

特色:色っぽい 美しい

はい。こちらも項目の時点で想像ついてしまうのではないかと思うので言っちゃいますが、いまつる先輩に続き怒涛の1000件オーバーでした…!!

頻出していた表現は華やか・艶やか・中性的で刺激的、いわゆる妖艶さを濃厚に香らせてくれる声として、際立った印象を残しているようです。

『脱いで魅せまショウ』『可惜夜の雲』『Impulse』など多彩な持ち曲だけでなく、『解けない魔法』『Real love』を自分色に染め上げた演出スキルについても熱量の高いコメントが寄せられていました。

【コメント】

●場合によっては女声と錯覚するくらいの、独特の艷やかで濡れたような高音。『かざぐるま』冒頭、もしくは葵咲ver.の独唱はあの声だから醸し出せる哀切や郷愁みたいなものがあると思います。祭'22の『Real Love』も好き…。

千子村正さんの声は情報量が多いな〜と思って聞いています。おまけが多い?というか、(この言い方でわかっていただけるかわからないのですが)声の周りにチュールレースが付いている、みたいな声だなと思って聞いています。こちらも好きな声です。

素敵な表現ですね!声質のお話か歌唱技巧についてのお話かは分かりませんが、いずれにしても言い得て妙だと思います。

発音がとにかく綺麗。壽の『瑠璃色の空Ⅲ』で言うと、 「玉響の闇~」「君の名は竹帛に垂る~」の 「"や"み」「"な"は」「ちく"は"く」のような"あ段"の発音が よく響く少し低めの発声をしていて、凛とした美しさがあるなと思います。 小狐丸と同じくエッジの効いた声だと思いますが、 村正はエッジを効かせる部分と素直に歌う部分の使い分けが明確で、 ミュ村正の繊細さや内面の複雑さ、優しさと狂気の二面性など、 歌によるキャラ表現の上手さを感じます。

●村正、セクシーというか凄く独特の華やかな声だと思います。発音が素晴らしく聞き取りやすさNo.1だと思います。

●(脱いで魅せまショウ)初めて観た刀ミュ作品がみほとせで、初っ端がこの曲だったから。最初は変わった歌だな〜と思ったけど、上手い人にしか上手く聴かせられない歌だな……と思ってすごいなぁと思いました。「この話、ちゃんと観てみよう」と序盤から思わせてくれた魅力的な歌声でした。

●(脱いで魅せまショウ)私と刀剣乱舞の出会いの曲です。
音楽アプリの自動再生機能でこの曲が流れて、イントロで「huhuhu…」と笑い声が聴こえた瞬間になんだなんだ!!??と一瞬でスマホに目が釘付けになり、していたことも中断して聞き入ってしまいました。刺激的なバッキングにも心が惹かれ、その日からキャラクターもわからないのにこの曲ばかり聴いてしまうようになりました。この曲と出会い、刀剣乱舞のアプリをインストールしてからもうすぐ1年です。
千子村正さんにはとても感謝しています。

こんな刀剣乱舞との出会いかたってあるんですね!!?

●(解けない魔法/真剣乱舞祭2018)
アレンジしてあるとはいえ歌う人が違うとここまで変わるのかと思わされました。加州バージョンは切実さもありながら爽やかだったのが、青江・村正コンビは一気に大人びた雰囲気に変わったのが印象的でした。

●(よさこいソーラン祭り/真剣乱舞祭2018)
村正の歌声(かけ声含む)が、いつもの「妖しい千子村正」とは違う力強い声で、いつ聞いても好きだ…となります。太田さんの独特な声の出し方から生まれる妖しい歌声も大好きなのですが、はっちゃけお祭りパートではしっかり力強く一生懸命歌っているところが、村正の真面目さも出ているような気がして良いです。

●(Impulse)2人の歌唱力がとんでもなく素晴らしいのは三百年初演からわかってましたし、もっと以前から知ってた方たちも多いと思いますが、2.5のミュージカルでここまでの歌を聴かせてもらえるのかと感動しました。
初めて劇場で観たときは放心してしまって直後の客降りにしばらく反応できませんでした笑
歌唱力×歌唱力はとんでもなかったです。
お互いの良さを殺すことなく相乗効果でさらに魅力的でカッコよく、現在進行形でまだまだ進化されてるのも凄いです。

●(問わず語り)らぶフェスでの話です。村正が歌う「日は昇り沈む」のところが、その情景が目に浮かぶような感覚でした。歌で歌詞を描写するような歌い方がすばらしい役者さんだなと思います。

●らぶフェス2022の前半戦、村正のReal Loveと蜻蛉切のBlackout、お互いのソロ曲を交換した上にアレンジを効かせてメロディーを変えて歌う2人がとても良くて、村正はしっとり歌い上げる事で私が1番好きな歌い方や歌声の部分が全面に出ていたので本当に大好きとしか言いようがなかったです。あとはjackal 村正がいないとこの曲はjackalにならない。

 

蜻蛉切(spi)

特色:美しい 色っぽい かっこいい

蜻蛉切さんは蜻蛉切さんでした。

「全ての枠に入ります」パターンのみならず「殿堂入り枠で…」「蜻蛉切さんは敢えて抜きましたが…」と言い添えて下さる派ができていたのが異質で、規格を超えてくる無双の槍……と認識を新たにしました。

「かっこいい」にもがっつり件数が集まってなお、それを上回る「美しい」の評価に葵咲本紀を思い出して、ヒトが”美しい”と感じる瞬間ってどんなものなんだろうなあと考えこんでいます。

蜻蛉さん自身の歌だけでなく、歌唱の軸として座組に与えた影響についても語られていたのも印象的でした。

【コメント】

●今更私が語ることなどない方なのですが腹の底から出ている発声が大好きです。武人ってこういう人を云うんだと納得させてくれた歌声です。

蜻蛉切うっかりすると色んなところに入ってしまうので今回は除外しました。殿堂入りというやつです。
●個別回答で挙げてはいませんが蜻蛉切さんは「全部持ち」の印象です…!!スゴク、カワイイトキ、アル

ソレ、トテモ、ヨクワカル

●力強さと安定感を下敷きに、曲や心情に合わせて様々変化する技術による"聴かせる"歌声、流石のかっこよさだと思います。色っぽさにも通じますが、少し力を抜いて抑えたり吐息混じりになったりしたときの余裕も大人を表現されていて、マイクが拾う音がビリビリするような出力MAXの時との振り幅もひたすらかっこいいです。

蜻蛉切さんの歌唱は、歌っているというよりも演じている様な演劇の側面を大きく感じます。歌詞がそのままストーリーテリングに思えるというか、音曲祭の美しい悲劇やBlackoutにRe:verseなど歌を聴いているというより彼に語られている、芝居を観ている気持ち蜻蛉切さんのパフォーマンスをみている最近です。(Blackout初見は配信だったのでひとりオペラか!!?!?って声出ちゃいました)

●(ただ、勝つために)ミュージカル刀剣乱舞で一番好きな曲です。短い中で蜻蛉切の魅力が詰まっていて大好きです。殺陣を行いながらの歌声、圧倒的だと思います。常勝、戦国最強をこんなに歌で表現できるなんてと感動しました。

あれを初見の劇場で見て、よく無事に帰ったなと今でも思います………

●(ソーラン節/真剣乱舞祭)道民なのですごく馴染みがある曲なのですが、蜻蛉切の力強い「エンヤアァァァァァァァ」に度肝抜かれました。2018ももちろんですが、2022もパワーアップしていてさらにビビりました。

●(Real Love)初見時、「歌うまっ!?!?」とめちゃくちゃ衝撃を受けました。思わず風呂に入っていた家族に「ねぇめっちゃ歌上手い人おるんだけど!?!?」と突撃したほどに驚きましたし、とても好みドストライクな歌声でした。
何度聞いても「うま……やば……」となるお声、本当にすごいです。

●(Real Love)
初見で顎外れるかと思いました
ミュ蜻蛉切来日公演と噂で聞いて、なんやそれはと思っていましたが、歌い始めた3秒ですべてを理解しました

●本編の楽曲ではないのですが、歌合の「君待ちの唄」で、蜻蛉切のパートである「君は産声をあげるだろう」の部分は私を刀ミュ沼に引きずり込みました。刀剣乱舞という作品を画面越しで満足していた私でしたが、あの熱と振動を体感してミュージカルの価値を知りました。現地でミュ男士の声を聞くのはあれが最初で最後だったのかもしれませんが、これからも刀ミュの歌を聞きたいですし、そう思えるのはあの蜻蛉切のおかげかもしれません。

●(Blackout/乱舞祭2022)
配信中一番ヘビロテした曲です。ラスボス感パネェ…

●(Re:verse)蜻蛉切さんの歌声が美しいと思うとき、オカリナの音色のように感じます。「眠れない夜空に落ちた初めて流す涙」の部分が特にオカリナだと感じました。

地を震わすような一人ホーン隊になったかと思えば素朴なオカリナにもなる声、すごく分かります……桑名くんとも通じるような土の温かみというか

●(Re:verse)初めて聞いた時会場にいたのですが、あの空間づくり力(ぢから)に飲み込まれました。毎公演少しずつ解釈が変わっているようで、あの曲の物語性を感じずにはいられませんでした。泣いているような歌声も怒っているような歌声も使い分けられていて本当にすごい…

 

物吉貞宗(横田龍儀)

特色:かわいい かっこいい

件数としては「かわいい」に集中していたのですが、コメントは「かっこいい」率がすごかったです。褒め言葉もとにかくかっこいい!とストレートで、分かるーーーかっこいいもんあの声は…!となっていました(笑

横田さんは初演のパンフレットでも声質の違いに悩んだ話を語られていましたが、まっすぐな低音に芯の強さや戦場での胆力を見て、刀ミュ本丸の物吉貞宗として新たな魅力を見せてくれた、とのコメントが堪らなかったです。

『瑠璃色の空』の優しさ・あたたかさやラストシーンの涙声も、物語の始まり&締めくくりであることも相俟って本当に沁みますよね…。

【コメント】

●物吉くんはもしかしたら可愛いに入れる人が多いかもしれないのですが、可愛いお顔から低いギアの声が出るのがとってもかっこよくて好きなのでこちらに入れさせて貰いました!

●刀ミュ本丸ならではの好きな刀剣男士は物吉貞宗です。原作から少し声が高めな印象なので刀ミュ本丸での声の低さに少し戸惑いを覚えましたが、今となっては物吉の声を脳内再生されてます。声の歌割りも低いところを堂々として出し行くの聞けたときにこれでこそこの本丸の良さ!と思ったものです。

●物吉くんは衣装とキャラに惑わされるけどほんっとうに声がかっこよくて!倶利伽羅との「風の先へ」大好きです。

●(瑠璃色の空)意外だったのが物吉貞宗の歌声でした。予想(と小野賢章さん)と比べてかなり猛々しく凛々しく、そうかこの子、戦慣れしてるもんなぁ…と思い直しました。新たな魅力を見つけられたひとつです。

●物吉に、これまで二部では可愛い系と爽やかな曲を歌ってきたので、「獣」みたいな男っぽい曲が聞いてみたい。

浦島くんのスカレリとまた別方向に「脇差ってなんだっけ」ってなりそうで是非みてみたいですね!

●みほとせ初演のDVDを初めて観た時、物吉くんが赤ちゃんの家康様にこれを歌ってるところがも〜〜〜好き……本当に家康様が好きで愛おしくて仕方ない歌い方してて……
再演のときには歌い方がちょっと違っていたので、もちろん再演も素晴らしいんですけど、こればっかりは初演に心が奪われました…

みほとせの中の子守唄は”子供が当たり前に親の腕に抱かれて幸せに眠れる世”の象徴を担う大切なものですが、あの「ねんねん ねんねん ねんころりん……」にひたひたに溢れる愛情はとても素敵な仕事をしてくれてましたね…。

●三百年の物吉くんが徳川家康を看取るときに涙声で「瑠璃色の空」を歌うシーンが何回みても泣いてしまいます。その後最後に全員で歌うシーンも好きで、すごく温かい気持ちになります。

 

倶利伽羅(牧島輝)

特色:かっこいい 色っぽい

こちらも兼さんとタメを張る「かっこいい」激推しの結果!

重みのある低音の魅力が様々な表現で語られていた他、あまりにも通りの良いハイトーンが「パーン!」「カーン!」など擬音を用いて表現されていたのが特徴的でした。いや分かります、普通の文章表現ではあの迫力を出すには不足なんですよね…!!

また、キャラクターの言葉数の少なさと、芝居・歌声が語るものの濃密さの対比を深堀りして語られているコメントも深く頷きながら読ませて頂きました。双騎ソロ曲『REASON』が彼の声の魅力を最高に引き出すものだというお話も それですよね!!

【コメント】

●大倶利伽羅の低音がこの世で1番好きです

端的さに痺れました!

●「かっこいい歌声」、大倶利伽羅(牧島さん)の低音ボイスが良いのは勿論ですが、彼の歌は「激情」という言葉が似合う気がします。これまで経験してきた喪失や苦痛、それらに対する悲しみや怒りが表れているような…それでもなお本人は擦れたりすることなく、ひたすらに強くなろうとする真っ直ぐで裏表のない姿に幼さすら感じる、もはや「無垢」だなぁと常々思います
普段は口数も少なく無愛想だけど歌声からはもの凄い力強さやパワーを感じられる、それって感情をただ言葉にするのではなく詩にのせて伝えるというミュージカルにおいて、彼は1番正統派なんじゃないかと思います

●ミュ男士の中でも屈指の重低音声が格好いいです。
パライソ本公演、音響ダイレクトアタック席(おそらく一般的な良席ではない)でしたが、
『白き息』の「祈りの言葉も~」の「とォー↑↑」の部分、
全身の内臓がビリビリ揺さぶられるような音圧で暫く「ワ゛……ァ……」と放心していました。
その後の「捧げる花も~」の歌詞のところや、鶴丸とのデュエット『静かの海』など、
他人(他刀)に寄り添うような優しい歌い方もできるのが、
本質的には情が深く仲間思いのミュ大倶利伽羅らしいなと思います。
伊達双騎で『白き息』のアレンジ曲が出てきたのもありますが、
怒り、葛藤、迷い、悔しさ、意志、思いやり……など、
ミュ男士の中でも特に、お芝居とシンクロした歌い方が上手いなあとというのを感じます。
結果的に、寡黙なキャラクターが雄弁な歌声を持っているのが"""良い"""な……と思います。

●歌合乱舞狂乱の「響きあって」の大倶利伽羅の声
パァーンと飛んでくるかのような声がとても好きです
中学生の娘が吹奏楽部でトランペットを吹いているのですが、ああいう音が出したいと言っていました

牧伽羅ちゃんは貫通系管楽器…………

●大倶利伽羅の年々深みを増す響き渡る声が好き!双騎のバラードも良かったけど「風の先へ」のような爽やかでアップテンポな曲また歌ってほしい。

●推しの贔屓目ですが大倶利伽羅(牧島さん)の咆哮はトールハンマー(※「銀河英雄伝説」作中に出てくる要塞主砲)に例えたいです。

なるほど決めどころを貫く鉄壁の音質はミュ本丸のイゼルローン…

●(白き息)大倶利伽羅推し牧島さん推しなのでこの曲は外せません笑。劇場で初めて生で聴いたときの感覚は今でも覚えていて、サビの高音の美しさと力強さに頭の中を支配されたような、金属楽器の太い音が閃光みたいにカーンッと体の中に直接鳴り響くような、そんな感覚でした。彼の歌は凄い、と改めて感じた曲です。

●(白き息)1曲の中で窓ガラスを割れそうなほど力強い歌声と、「捧げる花も」のような優しいようなせつないような歌声を聞ける素晴らしい楽曲。普段言葉に出さない大倶利伽羅の想いや覚悟を歌った大倶利伽羅推しにとっては大切な曲だから。一言では言い表せないほど良い曲。

●(静かの海)鶴丸と大倶利伽羅のハモリが美しすぎたので。音程の正しさだけでは実現しない声の相性の良さを感じたので。

それぞれ色々な意味で”強い”お二方の歌が、寄り添うとぴったり重なるっていう凄い相性ですよね…

●(REASON)冒頭の歌声は軽くて優しいもはや「大倶利伽羅whisper」とても好き。

●(REASON)遂に遂に来ました!念願のソロ! 牧島くんの演奏に負けない圧の強い歌声とビブラートが大好きで、念願のソロがミディアムロックバラードで感無量です。 「ミディアム曲で牧島くんのロングトーンを聴かせてほしい」とアンケートに粘り強く書き続けたのが報われたと勝手に思ってます笑!ファンと公式側の解釈が一致した最高の一曲です。次は大きい会場で、願わくば、すえひろがりでも歌ってほしい…!

あの音圧で、アリーナで歌ってほしいですね…!!!!!

倶利伽羅の歌声が可愛い...?と思ったかもしれませんが、私にとっては可愛いんです、歌声も歌っている時の顔も、可愛いんです、そうです私は大倶利伽羅最推しの大倶利伽羅の女です、大きくて力強く歌っているのが可愛いと思えてしまって....最高に好きなんです。

正直音源版の『風の先へ』『Junk History』の歌声とかは本気で「かわいい~~~…!!」って崩れ落ちたくなります

 

髭切(三浦宏規)

特色:美しい 色っぽい かわいい

↑この並びを見るだけでちょっとにやけちゃいます(笑

「美しい」率はまさに想定通り、「色っぽい」も納得なんですが、「かわいい」が思いのほかガッツリ食い込んできたことに驚いて「そこのところもう少し詳しくお伺いできますか!?」と思ったものの、ほぼサイレントで挙げられていて…やっぱり「名前はどうでもいいけどね♪」や一萬のお芝居中の印象とかでしょうか…?

源氏兄弟の相性の良さへの賛辞は、後続記事のペア特集パートで取り上げさせて頂きます!また、主に『Endless Night』等指して優雅・上品・柔らかという表現がよく用いられていたのも源氏の重宝これにあり!!という感じで素敵でした。

【コメント】

●髭切をどこかに投票したかったのだけど、どれにも当てはまらないような気がしてしまったのでこちらで主張。たっぷりの声量で時折ホルンの様に吼えるあの歌声が大好き!!!

ホルン!!(激しく膝を打つ絵文字)同じ管楽器でも、伽羅ちゃんに比べてどこかまろやかさを含んでる感じがぴったりですね!!

●「美しい歌声」、全員見た目の美しさもさることながら、髭切・三日月さんは歌声に宗教的な「憧れ」というか崇めたくなるようなカリスマ性があって近づきすぎると我が身を滅ぼしてしまいそうな感じがします。対して五月雨さんと巴さんは「純白」で汚れを知らない清廉さがある印象でした。自分の庇護下に置きたくなるような、綺麗な石とかそういう宝物を独り占めしたくなっちゃう気持ちに近い感情が湧いてくる歌声だなと思います。

美しい歌声くらべ、ありがとうございます………

●髭切のビブラートがかかった伸びのある歌声が大好きです。特に双騎出陣での、芯のある膝丸の声と相まったハーモニーは何にも変えられないと思います。

あと、髭切がふわっと歌うときの声(分かり辛くてすみません…)には、産毛をそっと撫でられるような色気を感じます\\\。

●源氏兄弟、特に髭切を推すようになったのは、ミュージカルの兄者を見たからです。出逢えて良かった!歌の表現の幅が広くて、どんな曲でも歌いこなすのが凄い。髭切・膝丸のデュオは声の相性が良すぎて響きが心地良いです。

●(双つの軌跡)この最初のイントロが聞こえた瞬間リズム取っちゃうくらい好きです! 途中の髭切が可愛すぎて...(まぁ名前はどうでもいいけどね、のところ)

●髭切の『あやなす音』がとても情感に訴えかける歌声で、聴いていて切なくなり劇場で泣きそうになったので印象に残っています。

●(巣立ちの舞)題名のとおり巣立ちの心情をうたっており、楽曲全体はローテンポで母親の心情をあらわすようにどこか寂しい雰囲気がするのですが、その雰囲気を打ち砕くように力強く歌われてるのが印象的です。この2人の声はいい意味で真逆で、すべてを包み込むように優しい髭切に対して、少し尖った部分を持ち合わせる膝丸。この曲はその彼らの声の特徴が存分に出ていると思います。鳥肌ものです…

●源氏双騎の髭切のEndless Nightがあまりにも優雅で上品で衣装も良すぎて耳から離れません。

●(Endless Night/源氏双騎)元は三日月宗近のソロ曲としてよく聞いていたのですが、会場で兄者が歌ってる姿と歌声が完全にディズニープリンスでコンタクト流れ落ちる程号泣しました。後にも先にも感情の制御がぶっ壊れてあれだけ泣いた2部曲はこの曲だけです。

●(Endless Night/源氏双騎)最後のサビ、「夜空に任せ」の「せ」の高音の出し方が今でも耳にこびりついたままです。公演のほとんどと音源では裏声で披露されていますが、最初の数公演は地声でスパーン!と真っ直ぐ音を当てていたのが衝撃でした。
それまでのゆったりで落ち着いた、星の瞬くようなきらきらふわりとした曲調の中、急にスポットライトで照らされたような力強い声が大好きでした。どうかあの高音をもう一度聴きたいものです。

 

膝丸高野洸

特色:かっこいい 色っぽい

むしろ「かわいい」が入るなら膝丸かな?と勝手に思っていたのですが、こちらは「かっこいい」「色っぽい」がそれぞれガツンと持っていきました(笑

ハリ・強さ・男性性など、原作で髭切との対比として設定されている部分が歌唱にフォーカスしても挙がってくることに痺れました。

力強くハイテンポな曲でのかっこよさ・色っぽさと、叙情的な曲で奏でるハイトーンの優しさのギャップがさらに沼を深めている様子が見えて、改めてポテンシャルの底知れなさを思っています…。

【コメント】

●歌唱力が高く、膝丸の野性味というかなんというか力強く雄っぽい部分と色気を持ち合わせた歌声。まだ審神者になりたてだった頃に勧められて初めて見た刀ミュで初めて膝丸を知って、一気に彼が推しになってしまった。魅力たっぷりのお声。

●初めて見た刀ミュの公演が源氏双騎で、その時に聞いた膝丸の声がすごくかっこいい×色っぽいのオンパレードで驚きました。
膝丸と言えばサバサバしていてはっきりと声のトーンにメリハリがついている印象だったので、公演でミュ膝丸の歌声を聞いた時、後引くようないつまでも耳に残るような(上手くいえなくてごめんなさい)そんな歌声だったのでとてもびっくりしました
兄者の声も好きなので、2人がハモった時の声を聞いた時、死ぬほど綺麗で2部のライブパートで泣いた記憶があります

●膝丸の、ちょっと鼻にかかった優しい歌声が大好きです。

●膝丸推しなのですが、地声と裏声の切り替えがとっても綺麗なので源氏の歌はほぼ好きです!

●膝丸の声が本当にツボなんです。イノセントで可愛げある高音も出せるのにその高音にちょっと色気があって狂います。特に情熱のシンフォニアの「切なく美しく」のあたりの軽いブレスも好きです。

●どの枠に入れるか悩む男士ばかりでしたが、膝丸の歌声が可愛いのだけは即決でした。膝丸かわいい。

●(散るは火の華)全てが絵巻物のようで美しかった。6人の個性のある歌声の良さがこれ以上もなく引き立つパート分けと掛け合いが素晴らしく印象的。歌声の中で演じられる源平合戦と、それを神のごとく見下す男士達という高低差や関係が歌声によって表現されていて、あまりにも美しい。膝丸のセリフは、義経が言ったのかと思うほどだった。

楽曲記事で紹介したいと思ったのですが、最後の一文で「それー!!!」となったのでこちらで出させて頂きました。\絶壁を駆けくだり奇襲を仕掛ける!/

●「静寂の闘志」の膝丸がめちゃくちゃラップ上手くて大好きです。声も張りがあって凄くかっこいいし、髭切との掛け合いになると柔と剛という感じがして耳が楽しいです。

●(情熱のSymphonia)
加州曲の加州  絶対片思い系失恋曲のディテールになる
加州曲で膝丸  絶対俺のものにするマン

●情熱のSymphoniaは、膝丸の場合「君が俺を好いているのは知っている」感が出ていて、だからさあ早く素直になって俺の手を取ってくれ…!の懇願のアモーレの印象を受けました。加州の場合は愛されたいって気持ちが強く出ていて、「愛されている自信がなくて相手に縋りつきたい」という印象でした。曲調の変更の影響ももちろんあるとは思いますが、それぞれの役柄の個性まで滲み出るような印象の差を受けたので、いつもどちらかを聴いたらもう片方と聴き比べたくなる曲です!

●(Can you guess what?/壽 膝丸ver.)
もともと大好きな曲ではあったのですが、壽のセトリに含まれ、なおかつ最推しの膝丸が推しの村正パートを歌うのを見た時には発狂するかと思いました(笑)
双騎で情熱のシンフォニアをカバーしてるのを見てたので、こういった楽曲は似合うんだろうなとは思ってましたが、想像以上にかっこよくて色っぽい膝丸を拝めて最高でした。

 

陸奥守吉行(田村心)

特色:かわいい かっこいい

むっちゃんも「かわいい」なんだ!?とちょっと意外に思ったのですが、コメントを見てみるとあの「明るく元気」「まっすぐ」「お祭りが似合う」歌声をどこに入れるかといえばかわいい欄になった…というような様子が伺えて、なるほどなー!と膝を打ちました。先に述べた優しい・甘いもそうですが、「かわいい」にはもう少し細分化した区分が必要なのかもしれませんね。

そんな陸奥守の、明るいだけでない一面を垣間見せてくれる『よさこい節』の違いも印象的な歌声として挙がっていました。1部・2部ともに、シリアスだったり激しい楽曲をリクエストされているのもすごく分かります…!

【コメント】

●意外と可愛い声をお持ち

●可愛いに入れたんですけど今剣ちゃんとかの可愛さじゃなくて、元気な柴犬みたいな、短パンで走ってる夏休みの男の子みたいな可愛さです

●(よさこい節/結びの響、始まりの音)
明るく、声のトーンが高い陸奥守吉行の、静かで凪いだような声がすごく印象的でした。なんとなく彼の影の部分を見たような気がして別の意味でドキドキするシーンでもあります。

●(よさこい節/結びの響、始まりの音)陸奥守って騒がしくにぎやかなだけじゃないよね、と思っていた審神者こころに大ヒット。
悲しいとか寂しいとかの先にある心情を見せてくれて、ミュ本丸をもっと知りたいなと思うようになりました。

台詞でも垣間見せてはくれますが、宴会を盛り上げるよさこい→独り口ずさむよさこい、という「歌」で表現されているのがミュージカル本丸として堪らない采配でした…!

●(よさこい祭り/真剣乱舞祭2018)
最初の「よっちょれよ」を聞いた瞬間、今までの陸奥守の努力を想って涙が止まらず記憶が消えました。

陸奥守吉行の「よさこい」が大好きです。とくに真剣乱舞祭のここが魅せどころっというところで「よっちょれよ!」というお声に、陸奥守吉行らしさというか、元気で笑顔でお祭りを楽しむ雰囲気が凝縮されてて、大好きです。

今年の乱舞祭で帰ってきてくれたの、最っ高に幸せでした(;;)

●2018年の真剣乱舞祭『漢花、美しき日々よ』の陸奥守吉行を印象的な歌声に推させてください!!!!結びの響~の公演で現地に行ったときには緊張からか”一生懸命”(むしろ”精一杯”)という歌い方だったと思うのですが、それが!!乱舞祭で披露するときは舞台を一杯に使ってニッコニコの元気一杯に披露していて、楽しい曲の筈なのに泣けてしまいました。よさこい祭りでソロに抜擢されたことで自信がついた…のかどうかは分かりませんが、あの「美しき日々よ!」の晴れ晴れした響きが今でも忘れられません。

肥前忠広・陸奥守吉行で「Heart-To-Heart」を見てみたいと、個人的に思っています……!

これ複数回挙がってたんですが、”逆だったかもしれない”彼らが「俺とお前は似たもの同士(You and I are two of a kind)」って歌うの心臓だめになってしまいます…!!聞きたい!!

 

巴形薙刀(丘山晴己)

特色:色っぽい 美しい かっこいい

並びを見るだけでにやけちゃう男士第二弾です(笑

個人的に原作の巴さんもかなり奥行きと艶のある声をしていると思っているのですが、1部でも2部でもそれぞれの色っぽさが出ている・けれど崩れや荒々しさには寄らずあくまで優美・そのキリッとした姿が端正でかっこいい……という巴さんの魅力バラエティセットみたいな評価だと感じました。

ジャジーな色気のある華やいだ曲を持ち味にされている一方で、悲しみ・静けさなど寒色の感情も美しく綴ることができる歌声の奥深さは、キャストさんの経験値に感謝…と思っています。

【コメント】

むすはじからの民なのでどうしても巴形薙刀が一番美しいし、声も好き。

●演出面の影響も大きいのでしょうが、巴形と加州は「艶やか」という表現がしっくりくると感じています。

●丘山さんも高めの声に艶を感じられます。ビブラートのかけ方なのかもしれません。

巴形ちゃんは可愛いんです。

●巴形はそもそもミュに出るんだ?!という感覚だったのですが、いざ聞いてみればTHEエンターテイナー!で。誰のものでもない人生はまさに巴形(と兼さん)の声のための曲だー!とテンション上がりました。NYのネオンが見えます…!笑

椅子遣いといいあのウィンクといい、文法というか独特の文化を感じます!

●(名もなき怪(みち)、未知なる道)巴ちゃんの少し演歌チックなキリッとした歌い方が、めっちゃ巴で震える。声質も少しガサッとした感じでそっくり。悲しげに歌う声が美しい。

●(誰のモノでもない人生)巴形薙刀の少し癖のあるリズミカルで陽気な歌声と、和泉守兼定のぶわっと広がるような歌声が見事に対照的で面白いなと感じました。2振りとも歌が上手くそれぞれの色がしっかりあって、キャラとしてのイメージは逆だけど、ストレートで一辺倒でないところが奥深く聴きごたえがあるなぁ、と。

確かに、男士としてのイメージで言えばむしろ逆っぽいかもしれません。面白い!

●(あめつちはじめて)巴推し的に神格は高くあってほしいので、この曲の深くて静かな声が最高に好き。
「いつからはじまる、いつまでつづく」の伸びやかさと、「どこからうまれて、どこでついえる」の裏声にゾクゾクします。

 

 

以上、男士編・前半でした!

一旦ここで区切らせて頂いて、後半の報告に続けたいと思います。

自分で期限を切っておいて大変申し訳ありませんが、せっかく寄せて下さったお話をちゃんと整えた形に纏めたいので、今週末までお時間を下さい…!!

 

そしてシリーズファンとしてものすごく嬉しいことに、キャスト変更前の男士にもしっかりコメントを頂いていました!

 

堀川国広小越勇輝

堀川国広について、変更前キャストである小越勇輝さんは美しい歌声、好きな歌声に当たります。

●理由の在処…天狼傳(2016)から。新選組が元々好きなのもあるのですが、堀川(小越勇輝)が新選組の人たちのことを慈しむような表情で歌うシーンがすごく好きです。あと声がすごく好き。

●理由の在処(堀川国広/小越勇輝)
幕末天狼傳2016の1部楽曲。初めて観た刀ミュ。友人に誘われて「これが噂の2.5か〜」くらいの気持ちで観に行ったらあまりにも素晴らしすぎる歌声に息を呑んだ一曲。響き、音圧、歌声の美しさの全てが凄まじすぎて鳥肌が立ったのを今でも覚えてます。

厳島神社で初披露された「まほろばに」で、小越さんの堀川国広が「誇り高き刀よ」と歌い上げたシーンが忘れられないです。
神聖な場所に捧げられるにふさわしい歌声だなと思った印象が強いです。

 

倶利伽羅財木琢磨

●絶対に忘れてほしくない1振りとして、初代大倶利伽羅を挙げました。
声量も素晴らしく、当時の刀ミュ男士の中で低音域を支えていたと思います。
すみません。それだけをお伝えしたく、恥ずかしながらスペースをお借りしました。

●(財木さんの大倶利伽羅へのコメントとして)2017のキャンゲスと獣で刀ミュにハマりました!

●らぶフェス2017の獣での大倶利伽羅ソロが忘れられません。
重々しく、気迫があるけど勢い任せじゃない歌声がキャラクターにも曲にもあっていて大好きです。

 

お二方とも、初期の本丸を支える魅力的な歌声をお持ちでしたね。

名前やコメントを寄せて下さった方、ありがとうございました!!!

 

↓後編更新しました!↓

taka-koro.hatenablog.com

*1:倶利伽羅役の牧島君曰く「あの神主ボイスできるの涼くんだけっすよ!」のやつ… 2021 2/6 あさステ:MC有澤くん ゲスト北園さん回